2017/8/26 ジャクソンホール通過
こんにちは。
昨日深夜、ジャクソンホールが開催され、そこではイエレンFRB議長、ドラギECB総裁が講演、黒田日銀総裁がインタビューに答えました。
米ドルはイエレン議長が金融政策へ前向きな発言が期待され事前に強含んでいたものの、講演では禁輸政策への具体的な言及は行われず。
さらには米政府が進める金融規制緩和に対して慎重的な見方を示し、ドルは失望感から売られました。
ドラギ総裁はあらかじめ金融政策への言及を講演では行わないと伝えられており、講演後のインタビューで今後の金融政策について答えています。
インタビューでは、低インフレを理由に、かなりの程度の金融緩和が必要であると述べています。一方でユーロ高に関する言及がありませんでした。
ECBは依然としてハト寄りであるものの、ユーロ高に言及しなかったことが好感されユーロドルとユーロ円は上昇しました。
注目されていませんが黒田総裁もインタビューで、当面の金融緩和を継続すると答えています。
さて、昨日のジャクソンホール通過によりひとまず大きなイベントを消化した感じです。最終的に言えたのはユーロのモメンタムの強さが再確認されたところでしょうか。ユーロは押し目を丁寧に拾っていくことが重要であると再び考えさせられました。ユーロ円はクロス円ということでリスクオフ局面では大きく下げる場面があるかと思いますが、ユーロドルは着実に上昇を続けそうです。
中期的なポジションを持っていませんが、今週こそチャンスを見つけてロングしたい…!
一方で米ドルはどうしても上昇要因が見つかりません。おそらくは少し明るい材料があれば一時的に跳ね上がりますが、戻り売りのチャンスを作り出すに過ぎなさそうです。
108円台のサポートが非常に強いですが、破られるとどこまで下落するかわかりません。下抜けたら素直についていきますが、個人的には112円台くらいまでいったん反発してほしいですねぇ。
来週の戦略はまた今日明日にでも考えます。
それでは:)